【布おむつのメリットデメリット】保育園で1年間使って感じたこと

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布おむつのメリットデメリット

保育園を決める要素の中の1つに、『布おむつか、紙おむつか』、というのがあると思います。

布おむつの保育園はどうなのか、布おむつを使用してみたメリット・デメリットや、おむつ外れの時期について、我が子の体験談を交えつつお話していこうと思います。

保育園選びで「布おむつか紙おむつか」で迷っている方、すでに布おむつの保育園に決まっているけど「どれくらい大変なんだろう?」と気になったり悩んでいる方に少しでも参考になればいいなと思っています。

ちなみに家では紙おむつを使用しており、完全な布おむつ育児をしているわけではないので、そういった内容を期待している方には参考にならないと思いますのでご注意ください。

目次

どうして布おむつの保育園を選んだのか

選択肢がなく仕方なく布おむつの保育園に

布おむつが良いからではなく、仕方なく、が理由だったのです…!

そもそも保育園選びの段階では、「布おむつではない」保育園であることを条件に入れていました。
布おむつだと経費的には節約になるし、子供にとってもいいのかもしれないですけど、毎日のお洗濯の手間がかかる。

いきなり2人の子を保育園に預け、数年ぶりにしごとに復帰する私にとって、なにより日々の手間がかからないことが重要だったんです。
そうしないと仕事と家事育児の両立なんてとてもじゃないけど無理!と思っていました。

私の住んでいる地域は待機児童であぶれちゃうような激戦区ではありませんでしたが、やはり保育園に落ちてしまう方もいるようで。

私の場合は0歳児と2歳児を2人同時に絶対に同じ保育園に入園させたいと思っていたので、それを考えて保育園を絞り込んでいった結果、布おむつを推奨している保育園に入園させることになりました。

さて、ここまでで仕方なく布おむつにした背景をお話ししました。
ここからは保育園で布おむつだった場合のメリット・デメリットについてお話していきます。

布おむつのメリット

肌に優しい

綿なのでかぶれることがなく、お肌に優しいです。

でも布おむつでも洗濯時の洗剤の成分によってはかぶれちゃう子もいるのだとか。
その点は盲点でした。
うちの子は肌が強いのか、特にきにせず普通の洗剤でがっつり洗っていましたがかぶれたりなんかはありませんでした。

かぶれやすいから布おむつを選択するという方は、洗剤も気にしたほうがよさそうです。

繰り返し使えるので経済的

何度も繰り返し洗って使えるので、初期費用のみでその後はお金はかかりません
上の子はずっと紙おむつで育てましたが、毎月のおむつ代がすごかったので費用面ではかなり浮きました。

おむつが外れた後は、掃除用に雑巾として使用したりと無駄なく使用できます。

ゴミが少なくなる

上の子は3歳までは紙おむつを使用していましたので、毎週のゴミ捨ての量がすごかったです。
夏場はにおいもすごいし、水分を吸っているので重みもすごかった。
ゴミ箱を大きく新調してもすぐいっぱいになってしまうくらい。

上の子がトイレトレーニングを開始し、下の子が布おむつになったらおむつのゴミがぐっと減りました。

おむつの卒業が早い

おむつ外れが早かったです。これにはびっくりしました。
1歳半には日中は保育園ではトレーニングパンツで過ごし、ほとんどお漏らしなしでした。
うんちも大体おまるで出来たようで、布おむつがうんちで汚れることは稀でした。

家では紙おむつをはかせていますが、ちゃんとおしっこやうんちを教えてくれました。
失敗もまだまだ多いですが、まだ1歳半なのでここまでできれば上出来上出来、と心に余裕ができていました。

そんなこんなで2歳くらいにはもう普通にパンツ生活でした。

上の子はトイレトレーニングが完了したのが3歳後半だったので、ここまでスムーズに進むとは思いもしませんでした。いい意味で!

子どもの成長が目に見えてわかる

毎日毎日布おむつを干す日々のなか、「あれ?今日は干す量が少ないな?」とか「今日は多いな…」とか実際の干す量で子どものおしっこの回数やお漏らし事情がわかってきます。

おまるトレーニングを開始してからはどんどん干す量が減ってきて、「今日はほぼおまるで出来たんだなすごい!」とか「今日は失敗が多いなどうしたのかな?」とか…、成長が実感できたので嬉しかったです。

紙おむつだったら多分そこまで気にしてなかったな、と。

布おむつのデメリット

面倒くさい

洗濯ものが増える、干す量も増える、たたむ量も増える。
とにかく最初は面倒くさい。私が布おむつを嫌がった理由がこれでした。
汚れたら丸めてゴミ箱へポイ、の紙おむつよりとにかく面倒くさいです。

やはり保育園へ行き始めて最初のうちは10組もっていったうち8組は濡らしてきましたし、10組すべて濡らしてくることも多々ありました。
まあ8ヶ月なのでそこは仕方ないけれど。

衣類乾燥機があったらもっと楽だったのかもしれません。。。

意外とかさばる

今の薄くて軽い紙おむつに比べると、厚みがあり(輪にしたオムツ4つ折りを2枚一組で使用します)数が増えるとかさばります
おしっこを吸っていると重いです。
初期のころは毎日、サンタクロースか!っていう量の布おむつを白いゴミ袋で渡されてげんなり。

動きずらそう

薄くて動きやすい設計をされている紙おむつに比べて、活動を妨げるほどではないにしろ昔ながらの布おむつはおしりがぱんぱんになってちょっと動きずらそうでした。

ちなみにうちの保育園では、下記の①~④の順にはかせていましたが、
重ね履きの量がすごい…!

  • 布おむつ
  • オムツカバー
  • オーバーパンツ
  • さらにそのうえにズボン

夏、とっても暑そうだな〜って思ってました。。
動きやすさでは、圧倒的に紙おむつのが快適そう。

おむつ外れが早いってホント?

よく、布おむつだとおむつ外れが早いって聞いていたんですが、実際どうなんだろうって思っていました。

うちの子の場合は、これに当てはまりおむつ外れは早かったです。しかもトレーニングはほとんど保育園でやってくれましたので、家ではそこまで意識せずに自然におむつが外れていった感じです。ありがたや。

夜だけはしばらくおむつをはかせていましたが、おむつ代がもったいないといきなりパンツにしたのですが、お漏らしも数回くらいで、気づけばそれもなくなっていました。

おむつ外れが早かったことで、おむつ替えをしなくてよくなったり、外出先ではさっとトイレに連れて行ったりできるので、すごく楽でした。

入園前はあんなに布おむつの保育園が嫌だったのに、今では逆に保育園で布おむつで対応してくれてありがたいなと思っています。
布おむつはつけるのも大変なので、じっとしていない0歳児に布おむつをはかせるのは大変だったことかと思います。

布おむつの扱いに注意

調べていて知ったのですが、布おむつの扱いは保育園によってまちまちだということ。

例えば、使用後の布おむつの扱い。
うちの保育園だと、日中使用した布おむつは「おしっこはそのまま」「うんちは予洗いしてから」保育園で用意したポリ袋に入れて返却、という扱いでした。

しかし、中にはうんちもそのままで返されるところもあるようなのでそのへんの扱いはどうなのかもきちんと確認したほうが良さそうです。
うんちって長時間放っておくとかぴかぴになってなかなか落ちないので、洗うのは時間も手間もかかって一苦労です。

夏場はおしっこでも臭いますし、夏場の密封したうんちなんて考えただけでも恐ろしい…。
排泄物なので、感染症の心配もありますよね。

あとは登降園時の下半身のスタイル(何て言ったらいいのか…)もチェックしておくといいのかなと思いました。

例えばうちの園だと、登降園時には基本的に布おむつ。
帰りがけに病院へよるなど用事がある場合はお迎えに行ったときに先生にお願いして紙おむつをはかせてもらうこともあり、その辺は融通をきかせてもらっています。

園によっては紙おむつのストックを置かせてくれて、登降園時は紙おむつにしてくれるところもあるようです。朝の忙しい時にあたふたと布おむつを装着しなくていいというのいいなーと思いますね。

この布おむつ装着作業、慣れるまでは大変でした~!
私が不器用なだけかもしてませんが…。
そしてやっと付けれたと思た瞬間おしっこされたりするともう……TT

あと、チャイルドシート装着の際に布おむつだと下半身がパンパンでなかなかロックが閉まらなくていつも大変でした。

保育園で布おむつの場合の準備

私が準備したもの

  • 布おむつ
  • おむつカバー
  • オーバーパンツ(ブルマタイプ)
  • つけおきようのバケツ
  • 布おむつ干し

保育園のみ布おむつで、家庭では紙おむつ使用しています。

布おむつ

輪になっているタイプのもの。
2枚1組で毎日10組持っていくようだったので、洗い替え用と合わせて50枚、25組分買いました。

多くないか?!

そう思いますが、最初は持っていったぶん全て濡らしてきていたのでギリギリ回せてる感じだったので、多めに用意しておくのが良き。

店舗よりネットのがお安かったので、ネットでまとめ買いしました。

おむつカバー

大体のおむつカバーは防水になっています。基本的に2、3枚ストックしておくようでしたので、6枚くらい買っておいて頑張って回していましたが、梅雨の時期に乾ききらず回せなくなって買い足しました。

最初からサイズが決まっているものと、サイズを変えて長く使えるタイプが売っていました。ウエストを止まる部分も前だったり、後ろだったりと様々。

おむつカバーは、おしっこやうんちが布おむつからもれてお洋服を汚すのを防いでくれますので、しっかりとサイズが合ったものを使用するようにしたほうがいいです。一回ケチって、どうせすぐサイズが大きくなるのだからと大きめのものをつけたらお洋服までもれちゃいました…。

オーバーパンツ(ブルマタイプ)

1番揃えるのが難しかったものがこのオーバーパンツ。
女の子用で可愛いやつならたくさんありましたけど、当時探していたときは男の子用のシンプルな奴がなかなかなくて。

女児用のシンプルな紺ブルマで代用できないかと試してみましたが…ダメでした 笑

普通の店舗じゃ売ってなかったのでひたすらネットで探し回って6枚くらいゲットしました。
枚数的にはギリギリでした。
最近は、子供用品店で男の子ようもかわいいものがたくさん売っていました。

つけおきようのバケツ

ダイソーで購入。
帰ってきたら、バケツで汚れた布おむつをつけ置きしておいて、その後他の洗濯物と別に洗ってました。
後は洗濯機のつけ置き洗いモード使ったり、うんちの場合や臭いがきつい時はウタマロ石鹸でゴシゴシ洗ったりしました。
うんちでも保育園で予洗いしてくれているので、うんちの場合の処理でもそんなに大変ではなかったです。

こんな感じの折りたたみ式がおすすめ

子育て世代に必須のウタマロ石鹸

布おむつ干し

干す部分を広げると丸くなってるヤツです。布おむつの輪の部分を引っかけるだけなので干しやすかったです。干す部分がくるくる回るタイプだと、風でまんべんなく乾きやすいし、扇風機でもよく乾きます。

…くらいでしょうか?

丸いタイプのが干しやすい

結局のところ布おむつってどうなの問題

布おむつの保育園で良かった。今は心からそう思ってます。
でも仮に紙おむつだったとして、布おむつが良かったな〜とは多分思わない。

使ってきてみて、メリットを実感して、デメリットが減ってきたところで、やっと布おむつで良かったな〜と思えたのだと思います。
現段階でトイトレがスムーズに進んでいるのがただただ嬉しい。

保育園布おむつって、まじか。とため息がでちゃってるそこのあなた。
大丈夫。子ども的にはとてもメリットがあるし、最初こそ大変だけれど最終的には良かったと思える時が来ます。

来ます。来ますよ〜!


以上、
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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