保育園の役員決めの時期が近づいて来るたびに、そわそわしていませんか?
私もそうでした。
今回は、保育園の保護者会の役員って大変そうだけど、実際はどうなんだろう?と思っている方向けです。
私が役員をやった時の実体験をもとに、大変だったことやメリットなど書いていこうと思います。
避けられない保護者会
私がいた保育園では、入園時に「保護者会に入るのは必須で、役員についてはできる限り協力をお願いしたい」と説明がありました。できる限り、ってことはやらなくてもいいってことでしょ?だったら…
「ぜ~ったいに!やりたくない!」と思っていました。
仕事を調整しなければいけないだろうし大変そう…。
なにより、私自身めちゃくちゃ人見知りでして。
自分から話しかけに行くタイプではないので、ママ友なんて1人もいないし、みんなでワイワイ何かするのって苦手なんです。役員なんてとてもじゃないけどムリ…。
しかし、保育園入園して1年目の冬。突然、前年度の保護者会の会長さんから電話があり「ぜひ来年度の役員をやってほしい。」と言われました。
「みなさんに断られてもうできる人がいないんです…TT」と懇願され。
そんなことを言われて断るにも断れず、絶対やりたくないと思っていた役員をやることになったのでした。
結論から言うとやってよかった
結論から言っちゃうと、大変だけどメリットがたくさんあったのでやってよかったです!単純に楽しかったってものありますが。
まず、やってよかったと思えたメリットをあげていきますね。
情報網ができた
これめちゃくちゃ大事。働いていると、保育園からのお知らせを見逃していたりして「あれ?明日って持ち物なんだっけ?!」「あのイベントっていつだっけ?!」なんて焦ることがしょっちゅうありました。
役員になって初めて他のお母さん方と連絡先を交換したので、困ったときに気軽に聞ける相手ができて本当に助かりました。
先輩ママさんもいたので、保育園のことはもちろん、育児や小学校進学についてのことなど色んな情報を教えて頂きました!身近で育児をしている友人がいなかったので、これはすごくありがたかった。
ちなみに、連絡先を交換しているからといってすごく仲がいいわけではなく。お互い働いているので割り切った関係で、あまり人間関係でごちゃごちゃしたくない私にとっては心地よい距離感でした。
もちろん会えば話し込んだり、楽しく役員のお仕事もさせて頂きましたが、それ以上でも以下でもない関係のままの方がほとんどでした。
そこからそれ以上親しくなるかどうかは相手との相性次第ですよね。
別に無理に関係をつづけなくてもいいし、逆に役員をきっかけにそのままいい関係を続けている方もいます。
ママ友が欲しい!というひとは、役員をやると仲良くなるきっかけになるのでおすすめです。
普段見られない子どもたちの様子を見れた
保護者が参加しないイベントでも、役員としてお手伝いに行くこともあったので、他の保護者が見れない子供たちの様子をみれるといった優越感はありました。自分の子も喜んでくれたし他の子にも顔を覚えてもらえて、お迎えの時など「〇〇ちゃんのママ!」と声をかけてくれたりしてくれることも多く嬉しかったです。
子どもから話しかけてくれるのをきっかけに、その流れでそのお母さんともお話しすることができたりと交流の幅も広がった気がします。
先生たちと交流できた
先生たちと一緒にイベントの準備や会議をすることで、普段はあまり話せない他クラスの先生とも交流ができたのは良かったです。△△先生って怖そうに見えてたけどすごく気さくで頼りがいのある先生だった、とか。あとは会う機会が多いので、子どものことでちょっと相談したり子どもの様子を詳しく話してくれたりしました。普段は送迎時しか会わないのでじっくり話ができる機会って少ないんですよね。
度胸がついた
これは私がもともと小心者だったから、というのもありますが…。保護者会の集会時やイベントの時に、みんなの前でマイクを持って話す機会があったりしたので、度胸がつきました。
それに伴って、積極的に他の保護者に話しかけることができるようにもなりました。
おかげで今までコミュ障でママ友0人の私でしたが、休日一緒に遊べるぐらい仲のいいママ友ができました。卒園後もたまに連絡を取り合っています。
あと、小学校にあがるとPTA役員や子供会役員などを絶対にやらなきゃいけないので、その予行練習になってよかったです。保育園時代の役員経験があったおかげで、小学校での役員も順調にこなしています。
大変だったこと
メリットのが多いですが、それでも大変は大変でした。それについて書いていきますね。仕事を早退しないといけない
保育園なので仕事を考慮してはくれましたが、会議が大体16時~とかだったので早退しないとだめでした。ただ、会議が終わるまでそのまま子どもを預かってくれるので、預け先に困ることはありませんでした。保育園によるとは思いますが、私のいた保育園はそこまで会議は多くなく、有給がなくなっちゃう!ってことはありませんでした。
どうしても仕事で都合がつかない場合は、代役をたてずに不参加でOKでした。
私自身、何回か不参加だったことがあります。イベント手伝いもしかり。
単純に、会議。
役員になって知ったんですが、議事録やこれまで何をどうやってきたかが残されていなかったんです。そのため、何かを決めるときは先生に確認したり前年度の役員さんに聞いたり、大変でした。
先生に聞いても、覚えていないし保護者会で何をやっていたかよく知らない、だそうで…。
よくそれで何年もやってこれたな~と思いました;
さすがにこのままは良くなかろう、ということでこの時の会長さんが中心となって意見を出し合い園長先生に直談判していろいろと変更してもらいました。
議事録の作成や会議の短縮するための準備、イベント準備の手順書、お知らせのひな型データの作成などなど。自分たちが苦労したことを、また次の年度で繰り返してほしくない。
ついでに、保育園生活で実は不便に思っていたことや改善してほしいことも(先生方に無理のない範囲で)伝えちゃいました。園長先生もよく話をきいてくれ、翌年にはいくつか改善してくれたようで、過ごしやすくなりました。
役職によっては自宅での作業が発生する
仕事は主に保育園でのお手伝い等なのですが、役職によっては「イベントのお知らせの作成」など、自宅でのパソコン作業がありました。やるべきタイミングは?
個人的な見解になってしまいますが。なるべく早めにやると、それがきっかけで知り合いが増えるのでその後の保育園生活がスムーズにいくと思います。
子供と一緒に楽しむ、ということを考えると年中~年長あたりで役員をやったほうがいいのかなとも思いました。ただ、年長さんの役員さんは卒園式後の謝恩会の調整や、先生に渡す卒園アルバムやプレゼントの手配など、他の年度に比べると大変そうでした。
今はコロナのせいで、謝恩会などはやらないところのが多いかもしれないですが。
さいごに:楽しくなるかは人次第
大変だったけど楽しかった役員生活でした。仕事とはまた違った連帯感で、イベントが無事終わったあとの達成感がなんとも言えないものでした。
そう、まさに学生の時の部活のような感覚。
一緒に選ばれた役員さんは、みなさん積極的で友好的な人ばかりだったので、そこはすごく運がよかったと思います。
次の年の役員さんは、人間関係でちょっと揉めたそうで。大変TT…と言っていました。
みなさん言います。
「楽しいか地獄かは結局まわりの人次第。」だと…。うん、すごく大事だよね。
ということで、しまりのない最後になってしまいましたが。
以上。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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