パニック障害とつきあっていくこと。

パニック障害 パニック障害
今回はパニック障害についてです。実は数年前にパニック障害になりまして。

現在は落ち着いていて、月一回の通院をしつつパニック障害とうまく付き合いながら生活しています。
発症当時は私自身パニック障害ってものをよく理解しておらず、発症当初に体験談を検索しまくって読んでいたので、今回自分の体験談も書こうと思いました。

今、「もしかしてパニック障害かもしれない」と不安に思ってる人の目に留まり、少しでもその人の助けになれたら幸いです。

さて、まずこれだけは先に言っておきます。


パニック障害は気合では治りません 。


パニック障害は、いわば脳の誤作動のようなものなので、「こんなの気の持ちようだから、病院なんていかなくて平気!」なんて思っていると後悔することになります……。これまでの人生、様々なことを気合で切り抜けてきましたが、気合で挑んで初めて敗北を味わいました。。(その体験談はもう少し下でを書きますね。)


パニック障害は早めの適切な治療が必要です。放置すると生活に支障が出るほどになり、最悪家から出られなくなるので、そうなる前に病院に受診することをオススメします。

精神科や心療内科は基本予約制で、初診だと病院によっては1週間~1か月先になってしまうこともあるため、もうダメだ~!って思ってもすぐに診てもらえないことが多いんです。

そうなってから、良い病院や先生を探すことはとても大変なことですし。

個人的な感想になりますが、ここ最近はコロナの影響もあり精神科や心療内科を受診される方が増えている印象です。以前より予約を取りにくくなっているかもしれません;

ぜひ、早めの行動を。

\ここでちょっと紹介/
私が読んでよかったと思うパニック障害の体験が綴られた書籍も紹介しておきます。作者さんの性格が私と似ていて、すごく共感できました!調子が悪い時に読み替えして元気もらってます。 では、次にパニック障害について簡単に紹介しておきます。
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パニック障害とは

突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作(パニック発作)を起こし、そのために生活に支障が出ている状態をパニック障害といいます。 このパニック発作は、死んでしまうのではないかと思うほど強くて、自分ではコントロールできないと感じます。

厚生労働省のHPより引用
パニック障害は、パニック発作から始まります。はじめはパニック発作だけですが、発作をくりかえすうちに、発作のない時に予期不安や広場恐怖といった症状が現れるようになります。また、うつ症状をともなうこともあります。

厚生労働省のHPより引用

パニック発作

上記のとおりですが、パニック発作時の症状は人によって様々です。

私の場合、主に「呼吸困難感」「動悸」「めまい」が強かったです。あと「死んでしまうのではないかと思うほどの恐怖」がありました。今まで「死ぬかと思った~!」なんてたくさん言ってきましたが、これほどの恐怖を感じたのは初めてでした。決して大げさとかではなく、経験した人にしかわからないと思います。

ちなみに、パニック発作後、身辺整理をしました(笑)いつ死んでも周りの人間が困らないように。それほど「死」というものを近くに感じる恐怖でした。

※ちなみにパニック発作で死ぬことはありません。

発作の時間は大体は15分~30分くらい、長くて1時間くらいで収まることが多いです。救急車を呼ぶほど命の危険を感じる症状が出る人もいます。

このような症状が出た場合、大体の人はまず肺や心臓など循環器に何か病気があるのではないかと疑う人のが多いと思います。

こういった症状があり、内科の検査で特に異常がない場合にはパニック障害を疑って受診をしてみてください。

ちなみに、パニック発作自体は通常の人でも経験する場合があるようです。その発作が続いて起きてしまう・予期不安がでてくる、などの症状がでることでパニック障害となるようです。

予期不安

予期不安とは、パニック発作をくりかえすうちに「またあの発作が起きるのではないか」という不安を感じて、発作のない時も次の発作を恐れるようになることです。

パニック障害に多くみられる症状で、予期不安が続くと発作が怖くて家から出られなくなったりしてしまいます。

私の場合、最初の発作後は起きても予期不安はなかったんです。
発作が起きた後も普通に仕事にいってましたから……。

数回繰り返すうちに「またあの苦しいの来たらどうしよう」「仕事中に倒れでもしたら…」なんて考えるようになり常に不安で頻脈気味になっていきました。

考えたくなくても、頭の中が不安でいっぱいになっちゃうんです。常にジェットコースター下降直前のような心拍数。

予期不安、かなり厄介なやつです。

広場恐怖

苦手な場所や状況を避けてしまうことです。

発作が起きた場所など、「また同じ発作が起きるのではないか」という不安からその場所に行けなくなってしまったりします。

恐怖に感じる場所や状況も人それぞれで、「狭い場所」、「人がたくさん集まる場所」、「電車」・「車の信号待ち、高速道路、渋滞」など「逃げられない場所や状況」などがあります。

私は酷くなる前に心療内科を受診し、治療を始めたので広場恐怖の症状はでてませんでした。

しかし、しばらくしてぶり返したときに発作を起こしたのが「車の運転中」だったので、次同じ状況になったらどうしよう…と不安になってしまい車を運転することが一時的に出来なくなりました。この時の発作は「めまい」と「逃げ出したい恐怖で気が変になりそうな感覚」でした。

現在は運転できるようになりましたが、未だに「信号待ち」「右折レーン」「渋滞」など、すぐに逃げ出せないような状況が苦手です;
(運転をどうやって克服したのかは、別記事で書いていければと思います。)

パニック障害になりました

冒頭でも書きましたが、数年前からパニック障害と付き合っています。

発症して数年たちますが、良くなったり悪くなったりを繰り返し、通院して抗うつ剤や安定剤を飲んで治療をしています。

調子がいいときもあれば悪い時もあります。最初は完治を目指していましたが、とりあえず普通に生活できれば、完治せずともうまく付き合っていければいいな、と思うようになりました。

さて、ここらはパニック障害発症時から心療内科受診までの体験談になります。人にってまちまちですので、参考程度にしてください。

※症状を細かく書いたりしているため、気分が不安定な人は注意してください。

発症直前

毎日育児や仕事で時間に追われていました。

通勤時の数十分一人時間が主に息抜きの時間。

ありがたいことに好きな仕事をできていたし、大変な時、疲れた時は好きな音楽を聴いて大好きなお酒を嗜みつつテンションをあげて乗り切る日々。

気合があれば、なんでもできらぁ!と思っていました。

ドラクエ風に言うならば「ガンガンいこうぜ!」。

自分ではうまく乗りきっていたつもりでしたが、その水面下では精神的にも体力的にもギリギリの状態だったのだと、今では思います。

そんなときに風邪をひきました。

子供が保育園からもらってきて看病し、子供が復活するころに私自身が風邪をもらってしまいました。
まあ、よくあるパターンですよね。

コロナ前だったので、熱がなければ出勤していました。

のどの痛みと声枯れ、咳がありました。
子どもの看病で疲れていたのもあり会社を休みたかったのですが、1週間ほどお休みしていたのでさすがもう休めないな~;と思い出勤していました。

ここでゆっくり休養していれば、もしかしたらパニック障害になっていなかったのかも、と思います。

風邪をひき始めてから1週間くらいたっても空咳が収まらず、たまに息苦しい感覚がありました。そこまで酷くはなかったので、咳おさまらんなぁ、なんてかなり楽観的に考えていました。

そこからさらに3日ほどたったある日、朝から何となく息苦しい感じが続き、仕事に集中できず何回も席を立っては深呼吸して息を吸ってました(笑)

こんなに意識して息を吸ったのははじめて。

喉も何か詰まった感じになり声も出しずらくなってました。仕事の帰り際の「お疲れ様でした!」が言えずに「っれ…さ、したぁ…!」という感じになってしまった。

帰り道もどんどん息苦しくなり息を吸っているのに吸えない、まるで水の中にいるみたい。ここで初めて、やばい何かおかしい、と思いました。気付くのが遅すぎる(ToT)

なんとか子供たちを保育園にお迎えに行って帰宅。

夕飯作らなきゃ…と動き出したところで、息苦しさが一層ひどくなり倒れこんでしまいました。もう動けない!と思って夫に電話し「夕飯作れないからお弁当買ってきて」とSOS要請を出しました。

ほどなくして夫が弁当を買って帰宅。

初めてのパニック発作

夫が帰宅後、初めてのパニック発作を起こしました。

私の場合、主に「呼吸困難」「動悸」「めまい」が強かったです。発作時に初めて「死んでしまうのではないかと思うほどの恐怖」がありました。

息苦しさのピークが来て、死ぬときってこんな感じなのかな…最悪救急車…と思いつつ、何もできないのでひたすら横たわったまま。

夫には子供のご飯を頼んでいたので、そっちにてんやわんやで死にかけの私に気付いていない(笑)私の頭の中はパニックだけど、とにかく息を吸うことに集中して静かに横たわっている状態だったので、ただ疲れてるのかなとしか思われてなかったみたいですTT

そのまま20分くらい静かに横たわっていたのですが、いきなりスッと症状が治まってきました。原因も良くわからないため、とりあえず今のうちにご飯!と思って食事をすます。

次の日、流石にこんなに苦しくなるのはおかしいと仕事を循環器内科がある病院へ行きました。

最初に風邪をひいていたので、この時は自分では肺炎を疑っていました。

とりあえず原因を探るため内科に受診

症状をつたえると、酸素濃度を測ってくれたり肺のレントゲンを撮ってくれました。

しかし特に異常は見当たらず、喘息の治療をして様子見しましょうということでその日は終わりました。

その後2週間くらいは処方してもらった喘息の薬を飲んで過ごしていましたが、急に息苦しさがでることがあったりして不安は募っていきました。

思えば発作を繰り返していたのだと思います。

薬を飲み終えても咳が続くので再度受信をしました。するとさらに喘息の薬を追加して出してもらいました。そして、このまま良くなれば問題ないでしょう、と言われました。

この時点ではまさか「パニック障害」だなんて考えもしていませんでした。

次の日、また息苦しさと、それに加え動悸が出てきました。自分は何かの病気なのでは?と不安と息苦しさで全然仕事が手につかない。

それでも何とか1日を終えて子供を寝かしつけた後、強い息苦しさで動けなくなり、死ぬかもしれないという不安と恐怖で涙が出てきました。

さらに次の日、マジでヤバイと再び受診し、今度は心電図を取ってもらいました。しかし特に異常なし。

こんなに苦しいのに!と先生に半泣きで相談すると、「もしかしたら心的要因かもしれない」と言われました。

そのままうつ病診断?(質問にチェックして、数が多いとうつ傾向がわかる)をしましたが、その検査では特にその傾向はないとでました。。ですが、可能性としてあるので安定剤を出してもらい、この薬がきけば心的要因で間違いないでしょう、ということになりました。

(※この時にもらった安定剤は、現在頓服として処方してもらっている薬で、効き目は早くて強いが持続時間が短いものでした。←この時は知らなかった;)

やっと心療内科にたどりつく

その後、息苦しさが出た際に処方してもらった安定剤を飲んだところ、しばらくして息苦しさと動悸が収まりました。循環器内科に再受診し先生に伝えると、とすればやはり心的要因の可能性があるので精神科や心療内科に行ってみてくださいとのことでした。

原因がわかった安心感より、メンタルには自信がありそういった病気とは無関係だと思っていたので、心的要因だったことへのショックが大きかったです。

そういう病気を理解できていなかったし証拠ですね。。

その後は症状でいろいろ検索して、もしかして「パニック障害」では?と思い始めました。
パニック障害については「芸能人がなっていたやつだよね…?」くらいの認識しかありませんでした。

とりあえず、異変の方向性がわかったのですぐに心療内科を探して電話予約しました。

ラッキーなことに5日後くらいに初診の予約をとることができました。

パニック障害と診断を受ける

先生が1人でやってらっしゃる心療内科のクリニックに行きましたが、病院じゃないようなアットホームな雰囲気な病院でした。予約制なのであまり待つこともなかったです。

初診の場合は最初の問診に1時間くらいかかりました。
(予約時に初診の場合は小一時間かかるとの説明あり)

家族構成や生い立ちから現在の環境まで細かく話を聞いてくれました。その後に、症状や発作時の状況などを詳しく話しました。

そして「パニック障害」で間違いないでしょう。との診断を受けました。

そして、「パニック障害は誰でも起こりうる場合があり、決して心が弱いだとか性格のせいではないです。」とお話ししてくださいました。

正直、メンタル系の病気に自分がなるなんて考えてもみなかったので、ショックでしたがそれを聞いて少し落ち着きました。

先生の話によると、風邪もきっかけになりうるので今回偶然色んなタイミングが重なって発症してしまったのだろうということでした。早期に適切な治療を行えばその分よくなるもの早いので大丈夫ですよ、と。

抗うつ剤や安定剤には「依存」「よくない」などのイメージがありましたが、薬も適切に飲めば依存することもないです、と説明されました。

とにかく今の状態を落ち着かせることが最優先ということで、薬を処方してもらいました。

抗うつ剤は少量から徐々に増やすように飲まないといけなく、効果が出るのも2週間~1か月と遅いので、そちらが聞き始めるまでは安定剤を飲む、という感じでした。

抗うつ剤については飲み初めに副作用等で大変な思いをしましたが、長くなるので……この件はまた別記事にすることにします。

ひとまず治療のおかげで症状は落ち着き、数か月後には普段と変わらないいくらいになりました。

もしもっと放置していたら、広場恐怖がでてきっと一人で病院に行くことすらできなかったと思います。病院探しもできなかったかもしれません。

そういうわけで、病院に行くか悩んでいる方がいるならば、正常に考えられるうちに早めに動くといいと思います。

病院選びについて

先生との相性は本当に重要です。できれば信頼できる先生を見つけるのがよいのですが、そうもいかない場合もあると思います。

出される薬や治療方針に不信感を持ったままだと、治るものも治りません。

あと、カウンセリングを行ってくれる病院と薬の処方を主とする病院があるので、自分にあった方を選ぶのが良いと思います。サイトで確認するか、予約の際にきいてみるといいと思います。

私は処方を主とする心療内科なので、2回目以降は大体5分。

症状など話すことがあれば長くても10分以内でしょうか。
話をたくさん聞いてほしい方には、こちらのタイプの病院だと先生の対応が冷たく感じてしまうかもしれません。

さいごに

受診後のことや抗うつ剤・安定剤のこと、その他パニック障害のことについては、他の記事にて書いていくつもりです。

パニック障害、一筋縄ではいかない病気ですが、うまく付き合う方法をみつけて楽に生きていければいいなと思います。


以上!

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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