【抗うつ剤】セルトラリンが合わず副作用に苦しんだ日々

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パニック障害

パニック障害になった経緯をお話ししましたが、今回は治療で飲んだ抗うつ剤について書いていこうと思います

パニック障害になった話

まず、なぜこの内容を書こうと思ったのか、ですが……

パニック障害の治療のため抗うつ剤を処方されたのですが、私自身、抗うつ剤を飲むのが初めてで不安で検索しまくってほかの方の体験談をたくさん読んで参考にさせて頂いたので、私の体験談も残しておこうと思ったからです。

ではさっそく体験談を書いていっちゃいますね。

体験談は2つあって、1つ目は「初めて飲んだ時」、2つ目は「再発時に再挑戦して飲んだ時」で分けて書いています。どちらも結果的に合わなかったということで変更しています。

専門家ではないため、あくまで参考程度に。

目次

最初に処方された抗うつ剤「セルトラリン」

セルトラリンとは

ちょっと説明しておきます。

単に抗うつ剤といってもいくつか分類があり、それぞれたくさんの種類の薬があります。

セルトラリンは、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)といって、脳内の神経伝達を改善して憂うつな気分を和らげ、意欲を出したりする効果があります。

(ここでは主に、私が体験したセルトラリンの副作用について書いていくので、その他の分類や種類などの詳細省きます。)

そしてジェイゾロフトのジェネリックです。
ジェイゾロフトのほうは飲んだことありませんが、単価が全然違います。
ジェネリックのセルトラリンの方が断然お安く家計にやさしい。

と、まあそんな感じで、ここからが体験談になります。

パニック障害を治療していくにあたって、抗うつ剤と安定剤を処方されました。

抗うつ剤は、飲み始めてから効果が出るまで2週間~1か月くらいはかかるそうなので、効き目が出るまでは安定剤で発作や予期不安の症状などをなくしていく流れでした。

そこで最初に飲むことになった抗うつ剤がセルトラリンでした。

セルトラリンは、副作用が出にくく離脱症状が出にくいことから、初めに使う薬として選ばれやすい抗うつ薬なんだそう。

ただ、抗うつ剤は人によって合う合わないがあり、一般的に副作用が出にくいとされている抗うつ剤でも合わない人には全く合いません。

はい、私はセルトラリンと相性が合いませんでした(泣)

飲む前に先生に言われたことは、副作用がでても2週間ほどで体が慣れて収まってくるから多少辛くても耐えれるくらいなら頑張って耐えてください、とのことでした。

セルトラリンの主な副作用が胃腸障害のようで、吐き気や食欲不振などが多いようです。

私も例にもれず、でした。実際にどんな副作用がでたのか書いていきたいと思います。

セルトラリン0日目

少しずつ慣らさないといけないということで、まずは最小量の25mgを1錠からでした。
夕食後に飲み、その後特に何も変化は起きずそのまま寝ました。

セルトラリン1日目

朝起きると気持ち悪さで動けませんでした。つわりの時のような、船酔いのような気持ち悪さ。食欲も全く、水分や飲むゼリーを少しすする程度。

眠気もあり。手先がピリピリするような痺れがありました。(次回受診時に先生に、これはパニックの症状の方で少し過呼吸になっていたのかもと言われました)

とても仕事に行ける状態ではなかったのでお休み。

副作用は覚悟はしていたので、慣れるまで我慢我慢…と1日こんな感じでずっと横になっていいました。

精神面でも落ち込んで、何もできないことに情けなくなり日中一人で泣いてました。
セルトラリンを飲む前は、パニック発作があっても精神的に落ち込むことはありませんでした。

セルトラリン2日目

朝、相変わらずの気持ち悪さはありましたが前日ほどではなく、少しは動けました。

ただ、食欲は変わらずに全くなし。常に気持ち悪いので、1日かけておにぎり2つを頑張って押し込む。この日も仕事を休み、家でぐったりしていました。

相変わらず精神面で落ち込んで、どうしてこんなになっちゃったんだろうと自分を責め、やっぱり泣いてました。副作用で不安定になっていたのかもしれません。

食後にセルトラリンを飲むのが怖くて怖くてしょうがなかったのを覚えています。ただただ、慣れてくれば収まる、というのだけ考えなんとか耐えて飲んでいました。

セルトラリン3日目

気持ち悪さが続き、食欲もなし。あまり食べていないので力が出ずぐったり。そして精神面でいよいよ耐えられなくなってきました。

このまま消えてしまいたい。でも私がいなくなったら子どもたちはどうする?なんて考え始めりようになってしまいました。どんどんどんどんネガティブなことばかり考えてしまい何も楽しくないんです。

少しだけ残っていた正気な自分が「このままではヤバいぞ」と思い、受診した心療内科に電話しました。

現在の状況を伝えたところ、そこまでひどいのであれば合っていない可能性が高いので飲むのを中止して再受診を、ということで次の日に予約をいれてもらいました。

その日飲むのをやめたら、気持ちを悪さが減り食欲も戻ってきました。

次の日、再受診した心療内科に行き別の抗うつ剤に切り替えてもらい、セルトラリンの副作用地獄が終わりました。

ちなみに処方された別の抗うつ剤は「ミルタザピン」というお薬で、セルトラリンより効果が出るのが早く胃腸障害系の副作用はでないものでした。こちらの副作用は主に眠気と食欲増進がありました。現在もこちらは飲んでいます。

パニック再発症時

数年落ち着いていたパニック障害でしたが、いろいろな状況が重なり久しぶりに発作をおこしてしまいました。

その時に、セルトラリンの追加を勧められました。前回の副作用が酷かったので渋っていたのですが、予期不安も段々ひどくなってきたので腹をくくって再度挑戦してみることにしました。

先生の、すでに現在飲んでいる抗うつ剤で落ち着いているから前回のような酷い副作用はでないと思います、という言葉も信じることにしました。

結果からいうと、やっぱり合いませんでした(泣)

症状はだんだん落ち着いてきたものの不安症状がなかなか良くならず、3か月たたないうちに違う薬へ変更しました。副作用も、吐き気は出なかったのですが、1週間くらいはめまいが酷くてひたすら寝て過ごしていました。テレビやケータイを見るのはもちろん、BGMすら疲れてしまうので無音で。

以下、少し詳しい体験談になります。

セルトラリン0日目

今回は吐き気止めも毎食後分だしてもらいました。

最小量の25mgを1錠からスタート。夕食後に飲み、前回同様その後特に何も変化は起きずそのまま就寝。

セルトラリン1日目

朝起きると、気持ち悪さは全くなくてびっくり。休日だったので子どもと公園にいったりして普通に過ごしました。他に体調の変化はなかったです。

セルトラリン2日目~2週間

副作用でめまいが出始め、しばらく残りました。

朝からふわふわとめまいがあって横になっていないと落ち着かない感じでした。ソワソワ感もあって頓服(安定剤)でしのぐことが多かったです。

運転しないといけない状況があったのですが、信号待ちで車が止まると急に不安が襲ってきて気が狂いそうになってました。そのため、しばらくは近所に住む母に運転してもらっていました。

セルトラリン3週間~1ヵ月

めまいも少しずつ落ち着いてきて、だんだん調子もよくなってきた感がありました。

運転も、少し不安感はあれど、助手席に誰か乗ってもらえば少し遠くまで運転できるようになりました。だけど相変わらずそわそわ感や倦怠感で頓服も多く飲んでしまっていました。

セルトラリン2ヵ月~3ヵ月

頭の奥で少しフワフワ感が残ったままですが、さすがに慣れて気にならないくらいになりました。運転も、近い場所や慣れた道路などは問題なく運転できるようになっていました。

体調は良くなったのですが、運転の際に不安や恐怖感がでてしまい頓服を飲むことが多かったです。「いけるいける~!」と調子に乗ってひとりで遠出をして、帰り道怖くなって帰れなくなったことも……。この時も頓服を飲んでしばらく落ち着かせてから、帰りました。

気合じゃどうにもならないな、と改めて感じました。

セルトラリンから違う抗うつ剤に変更

不安感がなくならないこと、頓服を飲む回数が多いことで違う抗うつ剤に変更しましょう、ということになりました。

飲み始めと同じように徐々に減薬して違う抗うつ剤に切り替えていきましたが、セルトラリンを減らし始めてから頭の奥にずっとあったフワフワ感がなくなりました。

最初の副作用もめまいが強すぎたので気にしていなかったのですが、ずっとめまいが残っていたようです;頭がすっきりしてきてはじめて、やっぱり合ってなかったんだ…と気づきました。

薬を変更してからは運転も楽しくできるようになり、ほとんど頓服を飲まずに過ごすことができるようになりました。今回は吐き気がなかったので相性が良くなったのかな?と思ってめまいも慣れるまで我慢していましたが、もっと早く相談して切り替えていればな~なんて後悔もあります。

とまあこんな感じで、私のセルトラリン生活が終わります。

副作用は無理に我慢しない

最後に言いたいのは、合わない薬は合わない、副作用は我慢しすぎず主治医に相談する、です。
これ大事。


以上、
ここまで読んでくださりありがとうございました。
ご自愛くださいませ。

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