今回は主にSEやプログラマってって実際はどんな働き方をしているのか、実際に10年以上働いてきた私が思っていることを語っていこうと思います。
興味がありましたら、しばしお付き合いください 。
書いていたら愚痴も入ってしまった…。
SE・プログラマについて思うこと
ぶっちゃけ残業多いの?
なんとなく激務で残業が多いイメージのSE・プログラマですが、一部のブラック企業を除けばほかの職種とそこまで変わらない気がします。
正直、残業が多いかどうかは、企業や業務形態など、働く環境によって大きく左右されます。
時期やタイミングによって、短期間で残業が集中することはありますが、常に残業!という感じではなかったです。
プロジェクトが落ち着いているときは、フツーに定時で帰ってましたし、有休もちゃんととれていました。
さて、私が働いてきた分野別に残業についてお話していきます。
自社開発編
自社開発メインの時は、通常時は定時上がりできていました。
予想外のトラブルなどがあったときには、残業で終電帰宅も多々ありましが、徹夜したことはなかったですね。
当たり前ですが自社システムの開発なので、仕事の期間に関しては結構融通がきいた。
そのため納期に追い込まれることがあまりなく、残業少なめでした。
受託開発編
受託開発もいくつか経験しましたが、最初から最後まで大変で残業多しでした…。
1つ目は、孫請け+元請けがシステム開発のことを全くわかっていないコンサル会社だったのが原因で、残業三昧。
こちらに確認せずに無理な仕様をOKしちゃったり、クライアントからのメールをそのまま転送してきては「よくわからないけど対応して」とか言ってきたり、はぁ?????状態。
そのせいで、どう考えてもありえない納期&非現実的は仕様でWEBシステムを構築することになり、社員総出で残業&徹夜で一週間ほど会社に泊まり込みでした。
私はお風呂に入りたかったので、先輩の屍を越えてでも絶対に終電で帰っていました!(←曲げられない信念)
朝、泊まり込み社員の朝ご飯を調達して出社。日に日に増える栄養ドリンクの空き瓶。伸びていく課長の髭。椅子に横たわる先輩。すべてが懐かしい。
部長だけソリティアしてたの忘れないんだからね!
2つ目は、リリース日が決まったのに何を作るか決まっていない案件が多く残業多しでした。
これWEB業界あるあるなのかな?
割と多い気がする。
「これから仕様決めるから、予想していい感じに作り始めといて!」と言われたときはもう「どういうこと?????」状態。
そんなんだから、仕様変更も多かったし、そもそも仕様書がないから何が正解なのかわからない。
「やっぱりこうして」「この機能いらなかったわ」で今までやった作業が無になったことも。(殺意)
子どものころに「計画をちゃんとたてよう」って学校で習ったはずなのに…どうしてこうなってしまうのか…。
当たり前の常識が、あたりまえでないのが当たり前でしたあああああもう何いってるかわからなくなっちゃった!
SES編
客先とは労働時間で契約しているため、だいたい定時であがれてました。
私が振られた案件は、内容はともあれ、残業はほぼなかったです。
ただやはり案件によってふり幅が大きいと思います。
大炎上中の案件にぶち込まれたりすると、かなり残業が多くなるかと。
SESもなかなかに闇が深い。。。
SES企業で働いていた時の体験談はコチラ
文系でも大丈夫?
よほど専門性の高い分野(ゲーム業界とか)でなければ、文系でも全く問題ないと個人的には思います。
わたしは主にWEBシステムやアプリ開発に携わってきたけど、文系理系とかあまり気にしたことがなかった。
経験値を積んでいけばそこまで差はない
ある程度経験を積んでいけば、文系理系など関係ないと思います。
仕事をこなしていくうちに知識や考え方が身についてくる。
わかんないことがあっても自分で解決しようとする意欲さえあれば、今のご時世ネットに先人の知恵がたくさん落ちているので大丈夫。
とにかく経験値を積むのみ
むしろ文系でもいい
文系の人が書くコードは比較的読みやすいと、個人的に思ってます。
プログラムも所詮国語の文法と同じようなもの。
理系の人はコードが読みにくいわけではないけど、個性が出やすい。と、思う。
同じ現場にいるとだんだん、「あ、このコード。さてはあの人が書いたんだな?」ってわかるひとは絶対一人はいる。
ゴリゴリの理系の先輩が書いたコードは無駄がなく美しかった!
しかし、それ故に人間から見ると何をやってるのかよくわからない魔法の言葉になっていることが多く理解するまで大変でした。(私がポンコツだからかも!)
もちろん、理系で読みやすいコードを書く人ももちろんたくさんいるし、コーディングルールさえ守ればだれでも読みやすいコードを書くことは可能なので、おそらく文系理系関係ないんでしょうね。
まあ結局はひとによるよねん。あと慣れ。
専門の資格は必要?
資格はたいして重要じゃないです。
就活に有利になるかどうか関係するのは、新卒の時くらいじゃないかな~って個人的には思います。
中途採用の場合は、資格より経験重視になると思うので。
企業によっては、資格手当がでたり、資格を取ることで評価されることもあるので、必要だったらその都度勉強してとればいいのかな程度に考えておけばいいかと。
SEの友人は、上記の理由で資格をとっていました。
手当がもらえなきゃ取らなかっためんどくさいって言っていました 笑
IT系の資格2つしかもっていませんが特に困ったことはなかった
男女比はどれくらい?
これも分野や企業によってかなり差があると思いますが、全体的には男性の方が割合的に多いなと感じました。
私がこれまでいた企業だと、男女比は大体8:2くらい。
プロジェクト単位だと、男女比7:3くらい。
いざ働いてみると、意外と女性SE・プログラマは多かったですね。
同期、先輩、後輩にも女性はいました。
ある時のプロジェクトでは、リーダーだけ男性で他メンバーは全員女性だったことも。
女性陣のみなさん仕事も早かったし、すごく優秀でした。
初めて憧れの先輩ができたのもこの時です。
もちろん女性が自分一人の場合も多々ありましたが、特に働きづらいと思ったことはなかったですね。
女性だからと特別扱いされるわけでもなく、はじき出されることもなく。
ちなみに都内です。地域によっても差はあるかも。参考までに。
意外と女性SE・プログラマいますよ
女性でSE・プログラマを目指すのは大変?
仕事内容の大変さだけで言うと、男女特に変わらないと思うんですよね。
よく、女性脳は向いていない~とか言われることがありますが、そこまで関係ない気がする。
男性でも論理的でなく全然プログラムできない人もいますし、女性で上流・下流工程ともに女性で第一線でバリバリ活躍している人もいる。
しかし!過酷な労働環境や残業が多いことなどから、SE・プログラマが働きながら結婚・出産・育児をしていくには難しい業種ではあると思います。
男性の比率が多いことで、なかなか理解を得られなかったり。
でも私は、女性にこそSE・プログラマという職業をおすすめしたい。
意外と融通が利く働き方ができるので、子どもの行事でお休みがとりやすかったりするんです。
コロナ後にリモート導入した企業もだいぶ増えたので在宅という選択肢もできた。
私も、プログラマとして働きながら結婚・妊娠・出産を経て、現在も続けています。
経験さえ積んでおけば、出産後も復帰もしやすい。
手に職つけておくとやっぱり強いなって感じました。
もっと女性SE・プログラマが増えるといいなぁ~
なぜ女性におすすめなのかはこの記事で書いています
コミュニケーションは必要?
社会人としてのコミュニケーションが最低限とれれば問題ないと思います。
この3つができればOK
- 報告
- 連絡
- 相談
結構コミュニケーション苦手な人も多いですが、上記3つさえ出来れば仕事をするうえで困ることはないですね。
当たり前のことですが、意外とできていない人は多いので…。
ちなみに私はコミュニケーション苦手なので、面倒くさがって会話はチャットですませちゃう派。
隣の席なのにチャットで会話とか普通にある
さいごに
私の経験を軸に、(だいぶ偏った)SE・プログラマの実際の働き方などについてお話しさせてもらいましたが、どうでしたか?
少しでも、興味をもってもらえたら嬉しいです!
以上、
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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