2人目出産レポ。計画分娩により陣痛促進剤でのお産になりました。

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今回は2人目の出産体験について書いていこうと思います。

 

1人目の時は予定日を超過したので、今回もと余裕をこいていたらまさかの2週間前倒しの38週での出産に。

私は出産前にある処置が必要だったのですが、健診の際に「この感じだとお産が始まったら進むのが早すぎて処置が間に合わない。明日明後日にでも産んじゃいましょう!」と、計画出産になり陣痛促進剤で誘発分娩することになりました。

 

分娩時間は1時間半。

お産が早く進んだのは、経産婦だからなのか、陣痛促進剤を使用したからなのか、上の子のお世話で動き回っていたからか…。まるでジェットコースターのようなお産でした。

 

こんな出産開始パターンもあるよということで、よろしければ続きをどうぞ。

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急に決まった計画出産

計画出産といっても急に決まったことなのではたして計画出産と言えるのかどうか…といった感じですが。

そもそもなぜ計画出産になったのか?

妊娠後期の経過は順調で、早産の傾向などはありませんでした。特に何も気をつけることもなく、上の子の世話と家事とで動き回ってました。

 

37週5日の健診の時点では、子宮口が3センチ開いて柔らかくなっており、赤ちゃんもだいぶおりてきていたようです。

そのせいか全く内診は痛くなくて。1人目の時は内心の際にはうっ!っとなった記憶が…。普通ならもういつ産まれてもいい陣痛待ち!となるところですが…

私は妊娠後期のオリモノ検査で溶連菌(GBS)が陽性になってしまったため出産前にその溶連菌をやっつける抗生剤を点滴投与しないといけませんでした。

 

※溶連菌は膣内の常連菌でそこまで気にしなくても心配ないよと言われましたが、赤ちゃんがそこを通るさいに感染してしまうとリスクがあるようです。 大体陣痛が開始してから出産までに点滴すれば大丈夫らしいのですが、 私は1人目の出産がかなり早かったので陣痛や破水が始まってからだと、抗生剤の点滴投与が間に合わない可能性があると先生に言われました。産院によっては点滴ではなく錠剤投与で菌するところもあるようです。

 

というわけで陣痛を待たずに点滴してから計画的に誘発させて出産したほうが赤ちゃんへのリスクは少ないということで、「赤ちゃん第一でお願いします!」とはらをくくりました。

もうすでにいつお産が始まってもおかしくないぐらい進んでしまっているので、ちょうど38週に入る2日後に計画出産で誘発分娩することに。

 

しかし突然すぎるなぁ。

出産前やることリストが消化しきれていないのに…

もう正規産で赤ちゃんも育っているとはいえ、まだ予定日まで2週間あるし、まさかこんなに早く出産になるとは思ってもみなかった…。せっせと作っていたやることリストがほとんど消化できていない。

 

1人目の時も、38週頃からはもういつ陣痛きてもおかしくないよ!と言われてきたのに結局予定日超過したので、2人目もなんだかんだ予定日までは産まれないだろうとタカをくくっていた結果がこれです。

 

もうどうにもならないから、やることリストは夫に託しました~!

こういうパターンでも役に立つのね。作っておいてよかった。

出産前日。入院!

家でシャワーを済ませてから、午後3時に入院準備をもって産院へ。

行ってすぐに尿検査。 その後部屋に通されてNST。 そして夕食後に内診とNST。

内診の結果、子宮口は3センチで薄く柔らかくなっているので特にバルーンなどの子宮口を広げる処置はなしになりました。 何もやることがなく、持ち込んだ小説を少し読んでからだいぶ早めに就寝。消灯が8時だったかな?

 

いつも上の子のお世話と家事でなかなかゆっくり出来なかったので、逆に落ち着きませんでした。そしてこの日が最後の晩餐ならぬ、最後の睡眠でした。

出産後はしばらく眠れぬ日々が続くことは重々承知でしたので、ここぞとばかりにたっぷり睡眠を取りました。産後は睡眠=仮眠なのです…。

出産当日

朝一で陣痛促進剤の点滴開始

前日の説明では朝8時過ぎからと処置をすると聞いていたのですが、朝6時半にNSTをしてから、そのまま分娩室へいき、7時過ぎから溶連菌の抗生剤と陣痛促進剤点滴開始となりました。

 

えっ、まって。心の準備ができてない。

つまりこのまま出産の流れになります。 前日かなり食べたため朝トイレを済ませてから出産に臨もうと思ったのにその時間が、なかった…。

看護師さんに、今日まだお通じがないのだと言いましたが、大丈夫大丈夫赤ちゃん産まれる前に出しちゃうからって笑顔で言われました。

 

えっ…?出しちゃうっていった?うそ…

 

そして朝食なし。食べたかったわぁ。

徐々に陣痛開始

陣痛促進剤の点滴を開始してから少しずつ規則的は張りが出てきたけれど全く痛くない。陣痛にはまだまだだな!と余裕。

1時間ほどたったころ、張りに少しずつ痛みが付いてきました。痛みがついた時から陣痛開始としていたようで、分娩時間はここからスタート。

立ち会い希望の夫もこのころ到着。長男の相手で大変だったようです。

9時前に1度助産師さんの内診がありましたが子宮口は3センチのまま。 痛みはどんどん強くなるが生理痛が重かった私にはまだまだ堪えれる痛さ。 陣痛の合間には夫と会話していました。

人口破水で痛みが格段にアップ

9時過ぎに先生の内診があり、子宮口は5センチに近い4センチとのこと!全開は10センチだからまたなのかな?と思っていたら、その流れで人口破水。

張りに合わせて細いハサミのようなものでチョイチョイって切っていました。膜なので特に痛みは感じません。

 

破水して生暖かい水が流れたのを感じたとたんに痛みがグッと上がって余裕がなくなる。

ぎゅうぎゅうとお腹を絞られるような痛みに、そうそうこれ、この痛みだよ!と、忘れていた1人目の出産を思い出す。

 

助産師さんがしきりに、おしりに圧迫感が出たらすぐ言って!というのでおしりに集中していると、すぐに尻のほうに圧迫感がでてくる。 ここでまた助産師さんの内診。

すると、まさかのもうお産。 肛門を押さえられながら、先生呼ぶからまだ力入れちゃダメだよ!と言われる。 痛みもうなぎのぼりでいよいよいきみたくなってきたぞぉ。

 

ちなみにいきみ感とはまさしく排便感のことで、いきみかたはその排便感にまかせて大きい方をだすように踏ん張れば大丈夫です。

もちろんでちゃっても大丈夫。助産師さんが手際よく処理してくれます。 おそらく私も…。 出産後はなんだか腸もスッキリしてましたから…。

あっという間の出産

お産の準備が整ったので、自然に力が入るぶんには良いよ!と言われそのまま軽くいきみました。 今まで少し余裕があったのが全てなくなり、頭ブンブンしながらアー!とか言ってました。

呼吸は助産師さんの声掛け通りにできましたが、いきむときに目もつぶってしまった。最後のひといきみだけは我に戻って、目を開け足の方をみながらいきめました。多分ものすごい顔をしていたはず。

そのままいきんでると、もう力は入れないで胸の上に手をおいてハッハッて軽い呼吸してねーといわれ、すぐにヌルン!と赤ちゃんが誕生。

 

まず、赤ちゃんに会えた感動よりも痛みから解放されたことにより思わず涙が出ました。

後産と処置

助産師さんと夫と赤ちゃんが計測や写真撮影でキャッキャしているかたわらで、私は先生に胎盤を出してもらい、出口が少し裂けてしまった部分を縫ってもらってました。

1人目の時は、麻酔をしてもこの縫う処置が結構苦痛だったのですが、今回は避けた部分も少なかったのかそこまで痛く感じなかった。

ただ、お産が早すぎて出血が少なくお腹の中に残ってしまったらしく、お腹の上から子宮をぐいぐいマッサージされて出された後、さらに子宮に手を入れられてグリグリと掻き出されました。

もうこの処置が痛くて痛くて…思わず先生の手首を押さえつけて処置を邪魔してしまったほど。先生は笑顔で、あとで辛くなるからね〜^^と笑顔。

でもこの処置のおかげか、産後の子宮の戻りがとてもよかった。 痛い処置が全て終わった後は、子宮収縮剤の点滴をしたまま2時間ほど分娩室で休みました。

私が休んでいた分娩台はカーテンを隔てた向こう側にもう一つあるのですが、途中救急車で運ばれてきた妊婦さんの分娩が隣で始まり一部始終を聞いたあとやっと部屋に戻れました。

2人目出産まとめ

今回2人目を産んで思ったのが、やはり1人目で1度出産を体験しているので、全く未知の世界だった1人目出産時よりもはるかに余裕をもって出産に臨めたんじゃないかなと思います。

知ってる道を運転するのと知らない道を運転するのでは疲労度が違う、そんな感じ。

そして1人目が4時間半と早めの出産だったのですが、2人目はさらに早い1時間半での出産となりました。 経産婦はお産の進みが早いというのは本当なんだなーと。

もし家や出先で陣痛が始まってしまっていたら病院まで間に合わなかった可能性もあったかも、と今更ながら怖くなりました。 いや、破水だったら確実に間に合わなかった…。

出産って本当に何があるかわからない。無事に出産できて本当に良かった。

サポートしてくれた優しい助産師さんや看護師さん、先生に感謝です。話し相手になってくれた夫も。

 

あ、あと、今回陣痛促進剤を使用した出産となりましたが、一人目も陣痛促進剤を使用したので、正常な陣痛と陣痛促進剤を使用した際の痛みとで、感じ方がどう違うのかなどわかりませんでした。どうなんだろう。ちがうのかな?

出産時、上の子はどうしたか

2人目以降だとこの問題がありますよね。
うちの場合、上の子はまだ保育園などに行っていなかったので入院中はずっと夫の実家に預かってもらいました。夫もそのまま実家でお泊り生活。
泣いたりせずお利口だったようですが、そうはいっても2歳児です。あの2歳児です。遊び相手に世話に、義両親と夫はとても大変だったようで。

義両親については、上の子にかかりきりで入院中の面会には1回しかきませんでした。1人目の時は毎日のように来てたけど。。

 

* 後日また産後の入院生活や1人目と2人目の産後の肥立の違いについて書けたらいいなと思っています。

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