クループ(急性喉頭炎)と休日診療

当ページのリンクには広告が含まれています。
子どもの病気

クループ、または急性喉頭炎。
みなさんは聞いたことありますか?
私は今回一歳半の息子がこのクループになり、初めてクループ(急性喉頭炎)という病気があることを知りました。

夫の両親や子持ちの知人も知らなかったようです。

結果、うちの息子は軽い症状しか出ないまま収束しましたが、調べてみるととても怖い病気(不治の病とかそういうのじゃないですけど)だったので、自分の為にもちょっとその時のことを書いておこうと思います。

目次

クループとは

簡単に説明すると、ウイルスや細菌によって喉(声帯辺り)が炎症を起こしてしまう病気。5歳ぐらいまでに多い。
ただでさえこどもは喉がストローのように細いのに、さらに狭くなっている声帯の部分が炎症で腫れることによって変な音の咳がでてしまうとのこと。
炎症を起こす場所や程度によっては呼吸困難を起こすことがあるそうです。

進行が早く発症してから数時間後に容体が悪化することがあるので注意が必要。
なかには呼吸困難で処置が間に合わず命を落としてしまったこどもも。

※クレープの咳をしていたら、なるべく早めに病院へ連れて行く。
様子次第では夜でも夜間救急につれていくか、呼吸困難を起こした場合は躊躇わずに救急車を呼ぶ。

息子がクループになった時の症状や対応、経過

1日目

クループの咳をし始めたのが日曜日の午後10時頃。
咳で起きたようだけれど、その咳が変。普通の咳にもうひとつ高いトーンの咳がかかっていた。
後からわかったがそれがクループ特有のケンケン!という咳だった。
クループを知らなくてもこの咳は絶対おかしいとわかる咳。

そこまで咳も激しくなかったので落ち着かせて寝かせた後ネットで「こども 変な咳」で検索。そこでクループ症候群もいう病名がずらーっとヒット。
最悪呼吸困難になると書いてあり焦る。
とりあえず最悪の自体に備えて、周辺の夜間救急病院を調べておく。あとは、ひたすら息子の様子を伺いながら添い寝。夜中何度か咳で起きるがそこまで酷くはなく寝てしまうので病院にはいかなかったけれど、私自身心配で心配で全く眠れなかった。

2日目

朝元気に起きるが多少ケンケンの混じる咳をしている。
祝日だったが休日診療の小児科を探し受診する。
(知ってはいましたが、休日診療はとっても混みますね…診療時間前にいったのにすでに24人目の2時間半待ちでした。先に夫に受付だけしてもらうべきでした。)
クループと診断される。
よくクループの処置で吸引するようですが、息子は軽かったのか飲み薬を処方されて終わりでした。
昼食後から薬を飲む。
この日の夜は咳は出るけどクループの咳はでなかった。

3日目

念のため掛かりつけの小児科を受診。
クループについて少し詳しい話を聞く。
息子は幸い軽めですんだらしく、それにクループは発症してから大体1日2日がやまなのでピークは越えているだろうから大丈夫でしょうとのこと。
薬を少しプラスして処方してもらう。

その後

薬を飲み切るまで、たまにクループの咳もしていたがすぐに収まる。そのうち普通の咳になり一週間ほどで鼻水ともにおさまってきた。
発症してから咳が収まるまで一週間近くは外出はしなかった。

家での予防や悪化対策

とにかく喉が乾燥するのがいけないようなので、加湿とこまめな水分補給をしっかりする。
あとは1日数回換気をして部屋の空気を入れ替える。
あと、クループの咳が出ている時はなるべく興奮して泣かせたりしない。(泣くことで発作が起きやすくなるそうです)

と、ここまで書いてきましたが、息子が咳をしている間は心が休まらなかったです。特に夜中。

クループは一度なると掛かりやすいともあったので、息子が夜に咳き込んでいるとあの咳がでやしないか?!といつもハラハラしています。

みなさんもこの季節、インフルエンザや胃腸風邪だけでなくこどものクループにも気をつけてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次